初めての転職で13社の面接を落ち続けた私が二度目の転職で成功できた理由(パート1)
こんにちは〜クレアです♪
この記事では私が転職活動時に実際に言っていた、入社理由、転職理由、志望動機etc. すべて書きます!!!
私は社会人5年目で二度転職を経験しています。
1社目:老舗ブラック組織人事コンサル企業で営業→マーケティング担当(3年半)
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2社目:同業界、大手ホワイト企業でアカウント営業(1年)
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3社目:webマーケ業界ベンチャー企業でアカウントプランナー(現職)
一度目の転職では13社受けて一次面接で13社落ちる大失敗と挫折を経験しました。
でもその経験から学び、二度目の転職では、しっかり準備をして幸いにも一度は諦めた志望していた業界の、第一志望の企業で内定をもらう事ができました。
ここでは、私の一度目の失敗と二度目の転職の勝因を振り返りたいと思います。
結論、1回目と2回目で比較した時に、私が圧倒的に違ったと思ったポイントはこちらです。
①ストーリーの納得性
②相手を知るための準備
③客観的な自分の強みの理解
④対等な立場であるという心意気(自信)
ここでは①についてを書いていきたいと思います。
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①ストーリーの納得性
客観的にみても納得性のあるストーリーを伝えられるというのはとても大事ですが、私は一度目の転職でそれができていませんでした。
転職でよく聞かれたこと:
・学生時代の経験(なぜ留学した?大学院へ進んだ?)
・なぜ1社目に入社したのか
・なぜ退職を考えているのか
・なぜwebマーケティングに挑戦したいのか
・将来のキャリアビジョン
などについて、一貫したストーリーを持たず、一問一答みたいな感じで答えてしまっていました。もともと気が移ろいやすい性格で、場当たり的に行動していたことも否めない感があり、正直に一問一答で答えていたら、初志貫徹的要素はみじんも出せない。それを自己理解できていなかったのです。
ちなみに、こんな感じで答えてたいました:
(1)学生時代の経験(なぜ留学した?国際系大学院へ進んだ?)
→(留学)自分の視野を広げたいと思った。(大学院)外国人との交流でより価値観が広がり、もっと海外のことを勉強したくなった。国際的な舞台で将来仕事してみたいと思うようになった。
(2)なぜ1社目(人事コンサル)に入社したのか
→無形商材へ挑戦したかった。学生の頃から教育に関心があったから。
(3)なぜ退職を考えているのか
→社風が合わない。年功序列でなかなか管理職へもなれない。あと、webマーケティングへ挑戦したいから。
(4)なぜwebマーケティングに挑戦したいのか・・・
→マーケットが急成長していて、新しいことへ挑戦できる機会がたくさんありそう。
(5)将来のキャリアビジョンは?
→成果を残し、マネージャーも経験して海外案件も担当できるグローバル人材になりたい。
全体的に抽象的だし何がやりたいのかよくわかんないこの人。そんな印象を持たれそうです。ストーリー性は感じられないですよね。
だけどやっていた当時は、一生懸命考えて、振り返って、その時その時自分が思っていたことを正直に答えてたつもりでした・・・。
良く良く考えるとツッコミどころ満載なわけで、
(1)学生時代の経験(なぜ留学した?国際系大学院へ進んだ?)
→(留学)自分の視野を広げたいと思った。(大学院)外国人との交流でより価値観が広がり、もっと海外のことを勉強したくなった。国際的な舞台で将来仕事してみたいと思うようになった。(でも仕事で海外案件やったことないよね?活かせてなくない?)
(2)なぜ1社目(人事コンサル)に入社したのか
→無形商材へ挑戦したかった。学生の頃から教育に関心があったから。(これはこれで良い。新入社員の時なんて右も左もわからない)
(3)なぜ退職を考えているのか
→社風が合わない。年功序列でなかなか管理職へもなれない。あと、webマーケティングへ挑戦したいから。(環境から逃げようとしている。マイナスとは言わないけど決してプラスの印象には繋がらない。)
(4)なぜwebマーケティングに挑戦したいのか・・・
→マーケットが急成長していて、新しいことへ挑戦できる機会がたくさんありそう。(成長している業界なら他にもたくさんある。流行りに飛びついているだけじゃないか?)
(5)将来のキャリアビジョンは?
→成果を残し、マネージャーも経験して海外案件も担当できるグローバル人材になりたい。(グローバル人材になりたいって、じゃあなぜこれまでそっち系の仕事にチャレンジしてこなかったの?)
こんな感じで捉えられていたんだと思います。まあまあ聞こえの良いことを並べているだけ、これでは、箸にも棒にもかからない候補者。。
大事なのは、ストーリーとして納得させること。自分の気持ちや事実に沿って述べることではないです。私にはこの感覚がなかった。材料はたくさんあったのに、それをうまく料理できていなかった。余計なことを言いすぎてたんです。
上記の質問項目のなかでも、多分一番ネックになってたのは転職理由。
1社目、体育会系のブラック企業で働いていたわけですが、一度目の転職を決意した理由として、こんなことを感じてました。
・上下関係が厳しく、フラットなコミュニケーションがしずらい。(世間的にパワハラと取られるような怒り方は日常茶飯事。)
・トップダウンで意味のわからないルールや通達が多い。
・そういう社風が好きじゃなかった。
・これは後付けですが、ベクトルが内向きの会社にいたので、自分が果たしてどれくらいマーケットで通用するか、挑戦してみたかった。次何やるか考えた時に、オンラインマーケティングに挑戦したかった。
これが正直なところ。そして一度目の転職活動では、そういう話を「社風が合わない」とまとめて答えていました。
本来、転職理由として良しとされるのって「実現したいこと・やりたい事があるから」だと言われます。だけど私は夢があるわけでもないし、今の環境が嫌だから、世間一般で言う「逃げ」の転職だったわけです。
正直、それは自分でも理解していたし、引け目を感じていた。でも、それが悪いことだとは思わなかった(今でも思ってない)し、わかる人にはわかる、話す人全員にわかってもらえなくても、別にいい!って思ってました。
だけどやっぱり、いざ活動してみると、その理由では苦しい。面接官だって人だし、初めての転職だし、そのあたり共感してくれる人もいるだろうと思っていたけど、厳しい結果だったわけです・・・
じゃあそれをどう変えたの?という話ですが、私は一度目の失敗から1年後の二度目の転職活動で、エージェントに相談して、自分が考えている内容を全部聞いてもらいました。それでたくさんダメだししてもらって、完全に作り直したわけです。
(エージェントに感謝。)
上記の想定質問への回答は、こう変えました。
(1)学生時代の経験(なぜ留学した?国際系大学院へ進んだ?)
→(留学)自分の視野を広げたいと思った。(大学院)外国人との交流でより価値観が広がり、もっと海外のことを勉強したくなった。国際的な舞台で将来仕事してみたいと思うようになった。
→→大学時代、留学して英語で外国人と交流して価値観が広がり、シンプルに英語をもっと学びたいと思った。(実際、TOEIC900点以上は持っている)
(2)なぜ1社目(人事コンサル)に入社したのか
→無形商材へ挑戦したかった。学生の頃から教育に関心があったから。
→→学生時代から教育に興味があった。社長の説明会に参加して、社長と会社のファンになった。
(3)なぜ退職を考えているのか
→社風が合わない。年功序列でなかなか管理職へもなれない。あと、webマーケティングへ挑戦したいから。
→→一度目の転職のミスマッチ。入社前はいろいろな魅力を聞いていたが、いざ入社してみると、大手企業グループで、親会社の請負い的な立ち位置で存在していて、業務内容が決まりきっている。営業として新しい価値を発揮したいと思って入社したが、組織構造的にそれが難しい環境があった。組織も保守的でスピードが遅く、より変化に柔軟な企業で、自分のマーケット価値を高められるような仕事をやっていきたい。
(4)なぜwebマーケティングに挑戦したいのか・・・
→マーケットが急成長していて、新しいことへ挑戦できる機会がたくさんありそう。
→→人事(教育)コンサルで5年間仕事していて、教育の効果測定の難しさを感じていた。教育は幹部のふわっとした問題意識から企画が始まる事が多いが、実際最善だと思った教育サービスを提供してもどれだけ効果があったのかはどうしても分かりにくい。また、同業による研修も似たようなサービスが数多く、何が基準で選ばれているのかがわかりにくい。その一方でWebマーケティングはアクセス数、コンバージョン率、などのデータがあるので投資対効果が一目でわかる。なので仕事に対する成果が目に見えるし、とても厳しい世界でもあると思う。そんな業界に身を置いて成長していきたいと思った。
(長いけど、中身はストーリー性がある)
(5)将来のキャリアビジョンは?
→成果を残し、マネージャーも経験して海外案件も担当できるグローバル人材になりたい。
→→業種転換をするので、まずは基本的な仕事や業界知識を覚え、一人の営業として実績を出す。その上で、会社の重要顧客を任せられ、チームマネジメントも経験して部長級までキャリアアップしたい。
(5)は、グローバル云々ってのは、止めました。海外営業のポジションでもないし。
こんな感じです。
個別に解説はしませんが、全体的により具体的で自分の熱意だったり、思いが伝わるような内容に変わったかなと思います。
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とまあ、
①ストーリーの納得性
だけで長々と書いてしまったんで、
②相手を知るための準備
③客観的な自分の強みの理解
④対等な立場であるという心意気(自信)
についてはパート2で書きたいと思います。
でわ、お疲れ様です( ´ ▽ ` )ノ