転職を決断する前にもう一度考えてほしいこと
クレアです☆
私は2度の転職経験があります。
1度目も2度目も、なんども自問自答してきたし、転職するべきかどうか、いろんな人に相談もしたし、ネットや本で情報収集もしました。その上で、腹もくくっていたので自分の選択はもちろんよかったと思っています。
ただ振り返ると、後悔することもありました。転職を決断する前に、自分がもっと出来た事があったなぁと。
人生の選択において正解はないけど、振り返って反省して、あの時、こうすれば何か変わったかもしれないと思ったことがあるので、書いていきます。
(注意)転職の動機は人それぞれだと思います。私の場合は、仕事にやりがいを感じられなかった、会社を好きになれなかった、とかです。同じような悩みを持っている方は、参考にしてもらえればと思います。
以下、3点です。
1. 上司にもっと率直な気持ちを伝える
これ、一番難しくて一番重要だと思います。
上司との関係って、難しいですよね。。。。私も悩みが絶えません。相性の問題が大きいのですが。。
基本的に上司は部下の気持ちをわかっていません。分かり合うためにはお互いに興味を持って、寄り添っていく努力が必要なわけですけど、前々職〜前職の上司は本当に自分と考え方やコミュニケーションスタイルが違う人たちばかりでした。
仕事に対して前向きになれない、その期間が長く続くようであれば、思い切って上司に相談するのは良い事だと思います。(信頼関係あってこそですが)
相談する時は相手や環境のせいにするのではなく、淡々と、○○の仕事に対して、自分はこう感じている、こうしたい、と伝えるのがポイントです。
個人的には上司には部下の育成責任があり、部下のキャリア育成・成長のためには部下の声に耳を傾け(建前でなく本音の方)、モチベーション高く生き生きと仕事ができるような環境を整える努力をするべきと考えています。
たいていの会社では上司ってそういうもんですよね?
なので、よほど上司が人間的に信用ならない、なんていう場合を除いて、まずは自分から上司にモヤモヤを伝えてみるのはアリだと思います。
私自身も気持ちを伝えることで、もやもやが晴れるし、そのあとで上司が動いてくれたら一石二鳥です。(仕事のやり方を変えてくれたり、キャリアを考え直してくれるかもしれませんよね)
私は転職後数ヶ月たって、上司から次から次へと降ってくる仕事に自分が追いつかず、キャパオーバーしつつある時に、上司と1on1をして言いました。「正直今、しんどいっす。キャパオーバーっす。」と。そして、上司と一緒に仕事の割り振りを考え直してもらいました。上司は、伝えてくれて、ありがとうと言ってくれました。(感謝)
普段業務の話ばかりで、雑談とか仕事へのモチベの話とか一切していない!って人は結構危険です。上司からすると部下が率直な意見をぶつけてくれたら嬉しいって人も結構います。基本的にあの人たちは不器用なんですよ。
なので、会社の不満や仕事の愚痴を思い切って聞いてもらうこともアリだと思います。コロナ渦の中で飲みにもいけないしなかなか難しいかもしれないけど、業務報告するついでにポロッと愚痴をこぼすでも良いと思うんです。
私は前職では中途採用されたから期待に答えなくちゃ!という無駄な思考が働いて、これができなくて、後悔したのでした。。出来てたら、感情の処理も少なからず出来てただろうしもっと長く続けていたかもしれない。
自分が管理職だったら、部下には率直な気持ちを教えてほしいし、言える関係を築きたい。良い顔しかされないような部下は持ちたくないな。
2. 部署異動で解決できる事は相談する
前職では、部署は相談すれば検討してもらえたんです。
でも、その選択肢が私の中になかった。というか、除外していた。
その理由は、前々職で、会社から与えられたポジションを全う出来ないなら、ここにいなくて良い、というスタンスを植え付けられたからですw
ちょっと極端だけど、自分への自信のなさからか、中途で入社して1年未満でもう辞めたい、とか騒いでも、根性ないなコイツ、と思われて終わると思ってたんです。そんな自分がたいした結果も残さずに図々しく違う部署へ行きたいなんて、まず自分が許せなかった。これは変なプライドかも。
でも前職は違いました。自分の希望は部署異動で叶わないのか、異動して会社に残る選択肢を考えられないか、と聞かれたのです。上司からも、部長からもそして本部長までも。
これは正直予想外だったし、こんな自分にそんな選択肢をくれるんだ、という感じでしたね。
自分の中でちょっとした憧れの部署が実はあったので、大企業だし部署が変われば仕事のやり方も雰囲気も全然違うし、自分がより生き生きと働ける場所があったかもしれないです。
今の仕事はどうしても性に合わない、でもこの会社は嫌いじゃない。そんな時、部署異動の選択肢を一度考えてほしいと思います。
3. 同僚や気の許せる先輩に相談してみる
これは前々職での経験ですが、一人で抱え込む正確だったので、思い通りにならないことや、理解出来ないこと、人間関係での悩みをすべて抱え込みがちでした。
それで退職を考え、悩んで体調を崩してしまったことがあります。
そんな時心配して声をかけてくれた先輩がいて、先輩のストレス解消法を教えてくれました。先輩が言うには、直属の上司に言えないようなことは、斜めの上司や先輩に言えば良い。自分でご飯に誘って、愚痴を聞いてもらって、すっきりすれば良いと。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、当時の私は周囲に助けを求めるのが無意識に出来ないタイプでした。社内には、確かにめちゃくちゃ社交的で先輩に愛嬌振りまいて、飲み行ったりご飯行ってる同期もいたし、そういう人のことを影で羨ましいなと思っているタイプでした。
でもそこから少しずつ、自分から先輩に声をかけたり、相談してアドバイスをもらったり、ご飯行きたいです!って言えるようになりました。やっぱり誰かに話を聞いてもらうのって、自分の味方が増えたような気になるし、気持ちも楽になるし、対処法なんかも教わったりして良い事しかないです。この誰かが、「社内の人間」って所が、大事なんです。
仕事の愚痴って、プライベートの友達に話そうと思えばいくらでも話せるけど、社内に近くにどれだけそういう話を聞いてくれる人がいるかで、居心地の良さが変わってくると実感しています。
あなたの職場に同僚や気の許せる先輩ってどれだけいますか?そういう人を、一人でも多く自分から声をかけてつくりましょう。私は転職したばかりの環境ですが、これはどこに行っても実践していくつもりです。
でわ、お疲れ様です( ´ ▽ ` )ノ